今から20年前くらい前の若かった頃、とある港で船からの荷物を降ろすパートをした事があります。ベルトコンベアーで流れて来る段ボール箱をひたすらフォークリフトの爪が刺さるようになった正方形の台の上に積み、ある程度の高さになったらコロコロで運ぶといった作業でした。仕事のしんどさとかはともかく当時はバブルというだけではなく、港特有の独特の慌しい雰囲気に圧倒された覚えがあります。積んだダンボールの塊を運ぶ際、紙の原料の横を通りました。
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巨大な円筒で直径が人間の身長以上有る塊が横になっていました。その日、それが誤って転がったらしく人が下敷きになりました。直接は見てはいませんがどうみても即死だったそうです。「ありゃ、大変だ。こりゃ今日は仕事お終いかな」と思いました。けど、すぐに仕事は再開され救急車も来ませんでした。あれだけの状況なのにしばらく経ったら事故の事など全く無かった様です。港ではそのような時、いつも僕が目の当たりにした様に済んで行くのかその時が特別だったのか今だに謎です。